Kindle本のご紹介「プロパガンダゲーム」根本聡一郎

読み終えるまでの平均的な時間(4時間29分)

感想

面白かったです。一気読みしました。

大手広告代理店の就職試験最終選考という時間との戦いの中での課題、プロパガンダをしながら、さらにスパイもいて…と考えることがたくさんあるのにどんどんと時間が経っていく感じが、ワクワクしてよかったです。

ネットへの書き込みなどは、普段の生活からもイメージできる内容が多く、小説の中のプロパガンダによる心理戦を、身近に感じられて面白かったところと怖いと感じたところとの両面がありました。

世間の人々の心理、正しいことを伝えたからといって共感してもらえるわけではない…というところが、そうだなと、私も残念に思えました。

実生活と関連して考えて、どうすれば、いい国ができていくんだろうか、そして、私たちが得ている情報はどこまでが真実なんだろうか、と色々考えさせられました。

内容(「BOOK」データベースより)

「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。そのための手段は問わない」大手広告代理店・電央堂の就職試験を勝ちあがった大学生8名。彼らに課された最終選考の課題は、宣伝によって仮想国家の国民を戦争に導けるかどうかを争うゲームだった。勝敗の行方やいかに、そしてこの最終選考の真の目的とは?電子書籍で話題の問題作を全面改稿して文庫化!  –このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

著者について

福島県いわき市出身。仙台市在住。1990年10月20日生まれ。
東北大学文学部卒業後、学生時代からのNPO活動と並行して作家活動を開始。
東北を舞台にした物語を描く。好きなものは幽霊と妖怪。SNS上に偏在する。  –このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

Kindle本ご紹介 「ウィザードグラス」 (双葉文庫) 根本聡一郎

読み終えるまでの平均的な時間( 4時間36分)

感想

小説ではあるけれど、情報化時代の恐ろしさを垣間見た気がしました。最低限の個人情報には気を使っていますが、SNSや端末を知られることがどう言うことか今ひとつピンときていなかったです。もしも、端末のやり取りの内容やGPSの位置情報が集約され、管理されるとすれば、怖いと思いました。

そう言った技術を正しく使うことが、私たち人間に求められているんだな…と強く感じた作品でした。

こう言う内容のストーリーが出てくるのは、時代だなと感じたのと、こう言う技術系の内容は、すぐに古くなってしまうのかも知れないなとも思いました。

時代を感じられる推理小説でした。

内容(「BOOK」データベースより)

大学生の陽輝の下に、ずっと連絡のとれなくなっていた兄から、突然荷物が届いた。中身は、見慣れない眼鏡型のデバイスとタブレット。説明によると、それは他人の検索履歴を見ることができるAR機器「ウィザードグラス」だった。なぜこんなものが存在するのか、そしてなぜ自分の下に送られてきたのか。陽輝は次第に、ウィザードグラスをめぐる事件へと巻き込まれていく―“1億総監視社会”の恐怖と希望を描き切った意欲作!  –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

根本/聡一郎
福島県いわき市出身。1990年生まれ。東北大学文学部卒業。東日本大震災をきっかけに、学生時代からのNPO活動と並行して小説を書き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)  –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。