「魔女は甦る」 中山七里

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

読み終えるまでの平均的な時間(5時間59分)

感想…

初めての感覚。こういった展開は初めてかも…。

被害者の生い立ちやそこからの推理等は面白かった。

話の本筋ではないけれど、主人公の警官が部下に対して感じること

他人に対する知識欲や人間そのものに対する好奇心は教えるものではない

これには、とても共感できた。

推理していくことと、意外な犯人。思ってもみなかったことから、そこからの展開が長く感じた。

内容(「BOOK」データベースより)

元薬物研究員が勤務地の近くで肉と骨の姿で発見された。埼玉県警の槇畑は捜査を開始。だが会社は二ヶ月前に閉鎖され、社員も行方が知れない。同時に嬰児誘拐と、繁華街での日本刀による無差別殺人が起こった。真面目な研究員は何故、無惨な姿に成り果てたのか。それぞれの事件は繋がりを見せながら、恐怖と驚愕のラストへなだれ込んでいく…。 –このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中山/七里
1961年岐阜県生まれ。「さよならドビュッシー」で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
–このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

生活保護について深く考えさせられました「護られなかった者たちへ」中山七里

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

読み終えるまでの平均的な時間(6時間11分)

感想…

生活保護について、いろいろな立場からの思いがあるのだと知りました。

社会保険福祉事務所の仕事も知らなかったですが、この小説を読んで、社会的弱者を救うことと、その弱者を決める線引きをすることが隣り合わせとなっていることを実感しました。また、国の生活保護受給者への予算が変われば、現実問題、切り捨てなければならない部分も出てくるということ。それでも、生活が大変な人に生活保護費が届いていればいいけれど、不正受給者の問題もあるかと思うと、本当に必要な人に届いていないとすれば、ありきたりな言葉ですが心が痛みました。

この小説では、生活保護を中心に置いて、立場や見る角度によってそれぞれの思いが全く異なってしまうというところ、そして、国や地方のために働き、そこから税金をもらう同じ公務員であっても、それぞれの立場が違うと、当たり前だが、良いとされることは全く異なり、簡単には、ひとくくりにはできないところも印象的でした。

そして、それぞれは、組織の中で自分の職務を全うしようとしているのだけれど、それが一個人として引いてみた時に「よし」と思えるかどうかは別の問題かも、と感じました。

いろいろ考えさせられてた本でした。面白かったです。

 

内容(「BOOK」データベースより)

仙台市の福祉保健事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由とは考えにくい。一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。三雲の死体発見から遡ること数日、一人の模範囚が出所していた。男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か?なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか?罪と罰、正義が交錯した先に導き出されるのは、切なすぎる真実―。 –このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

著者について

■[著者]中山七里(ナカヤマシチリ)
1961年生まれ、岐阜県出身。
2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい! 」大賞を受賞。
斬新な視点と華麗などんでん返しで多くの読者を獲得している。
他に『総理にされた男』『贖罪の奏鳴曲』『テミスの剣』『ヒポクラテスの誓い』
『ネメシスの使者』『ワルツを踊ろう』『逃亡刑事』など著書多数。 –このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
 

「総理にされた男」中山七里

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

読み終えるまでの平均的な時間(5時間27分)

感想…

中山七里さんの本、2冊目でした。

政治の中枢の話が、主人公を通してとてもわかりやすく入ってきました。あまり政治に詳しくない私にとって、被災地復興や与党と野党ととのやり取りがとても面白かったです。

国民の幸せを思って初めは政治家を目指した人たちが、いつの間にか職業として政治家をやっている日常に、影武者の主人公が入り、子どものような理想を掲げていく。それが、とても新鮮で周りの政治家やひいては国民を動かしていくのですが、とても爽快でした。現実では、そういったことがないと思っている自分がいるのも寂しいことだと感じました。

中身の濃い内容に、またこの作者の本を読みたいと思いました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

「しばらく総理の替え玉をやってくれ」―総理そっくりの容姿に目をつけられ、俺は官房長官に引っさらわれた。意識不明の総理の代理だというが、政治知識なんて俺はかけらも持ってない。突如総理にされた売れない役者・加納へ次々に課される、野党や官僚との対決に、海外で起こる史上最悪の事件!?怒涛の展開で政治経済外交に至る日本の論点が一挙にわかる、痛快エンタメ小説! –このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中山/七里
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第8回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、2010年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) –このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。