前頭前野の働き、子どもと高齢者と

以前、脳科学者の方のお話を聴き
前頭前野のお話がありました。

内容は真逆で、子どもの前頭前野の発達が視点でしたが
前頭前野の働きが衰えてくる、高齢の方のお話と
前頭前野が未発達な、子どもたちのお話が
重なりました。

子どもたちの場合
思春期には、大脳辺縁系が過活性になり
感情爆発がおこります。
イライラしたり、何でも楽しかったり、悲しかったり…
思春期には、止められない自分がありますが

思春期の子どもたちは、前頭前野がまだ完成していないので
大脳辺縁系を抑制できないとのことでした。
ただ、それだけだと。

ちなみに
前頭前野は完成するまでに、25年かかるとのことで
これは、私にとってすごく衝撃的でした。

22歳大学生と、19歳浪人生の次男がいる私は
もう、子育ては終わったように感じていましたが
まだまだ、前頭前野は発達途中だったとは・・・。

前頭前野が、成熟していない子どもたちには
大人が前頭前野の役割を担ってあげればいい。
たとえば
イメージの世界や、相手の心をイメージできるようにしてあげる
推論の世界を、補足してあげるということです。

息子たちに対しても、そうですが
新規採用で、職場に入ってくる若者たちも
まだまだ未成熟な前頭前野をもっているか、と思うと
人材育成というよりも、もっと大切な視点があるかも
と思いました。

それは、机上での研修ではなく
日常の業務の中での、相手の心をイメージするようなことです。
でも、これは組織のことなので
自分のできる範囲で、そう思って対応したいと思っています。

そして、子どもたちが前頭前野を発達させていくには
異年齢の集団活動が、有効だということでした。
確かに、私たちでも
似たような環境の知人との、コミュニケーションは楽です。
子どもたちにとって
世代の違うひととのコミュニケーションには
相手の立場に立って、自分とは違う心をイメージする
これがいいと。

そう思えば、子どもでも
周りに気を使える子だな…と思う子は
3世代の大家族で育っていたり、大人の世界で過ごすことが多かったり。
きっと、前頭前野が早くに成熟しているんだと思いました。

裏を返せば
高齢者が、前頭前野の衰えを防ぐには
いつも勝間さんが仰るように、異世代との交流を大切にして
自分の感情を抑制する機能を、使い続けることだと思います。

完成した前頭前野をもっている大人は
大脳辺縁系の活動を抑制できるので、大人なんですが
加齢とともに、確実に衰えていく
前頭前野の働きを保って、若い人と付き合いたい
少なくとも、嫌がられないようにしたい、と思いました。

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