「わが家」井沢満

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

読み終えるまでの平均的な時間(2時間28分)

感想…

幼い頃に父親が出ていってしまい、捨てられたと思っている主人公。母、妹、父それぞれが家族を思気持ちを感じました。少年の頃に捨てられた思いが消化されていない主人公が、成人になり、父を前に乗り越えていく様子がありました。人って、乗り越えられていないものがあると、そこに留まっていて、そこから進めないように感じました。

「あとがき」から知りましたが、この本はドラマから始まっているということだと。

普通の小説だと思って読んでいたので、小説ができるきっかけってそういう方面からもあるんだと驚きました。向井理のイメージから、映像がイメージされ、そこからストーリーができていく形。それもまた面白い。

 

内容(「BOOK」データベースより)

幼いころ、大好きだった父親に目の前で家出された桜木一歩は、その日以来家族というものに不信感を抱きながら、30歳に至る現在も定職に就くことなく“レンタル家族”稼業に身を置き、ひとり刹那の日々を生きていた。しかしそんなある日、舞い込んで来た依頼はなんと実の妹・ほの香からで、結婚相手の両親に紹介するために失踪した父の身代わりを見つくろってほしいというのだ。そのせつない胸中を不憫に思った一歩は、妹のために本物の父・武士を見つけ出すべく、海辺の町でひとり暮らす母・鯛子の元に赴きその所在を問い質すのだが、返って来た答えは思いもよらぬ近くにいるという予想だにしないものだった―18年ぶりの再会の果てに待つものは一体…?父、母、息子、娘…いつのころからかバラバラに暮らす4人の葛藤と愛憎、和解と再生の歩みを通して“家族”の本当の意味と素晴らしさを真摯に、そして爽やかに謳い上げる、至高のヒューマンストーリー!! –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井沢/満
1945年8月、日本統治下の朝鮮・京畿道京城府(現在のソウル特別市)に生まれる。終戦に伴い、0歳の時に居留日本人の引揚船で元来の郷里である長崎へ帰国。早稲田大学文学部仏文科中退後、オーストラリアに渡りワイン工場工員や児童劇団のステージマネージャーなどを経て、2年後に帰国。NHKのラジオドラマコンクールで佳作を得て脚本の道へ。「外科医有森冴子(日本テレビ系)」で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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